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顎変形症クリニカルパスについて



顎変形症周術期の過ごし方(クリニカルパス、5泊6日)について説明します。



外来

 ・術前検査、CT、レントゲン, 手術同意書のお渡し(手術1ヵ月前)

 ・自己血貯血(手術前2週間)

 


入院(手術前日AM)Day1

 ・午後に診察があります。ここで最終的な手術計画について詳しく説明します。

 ・矯正歯科から持参してもらったスプリントの確認を行います。

 ・写真撮影があることもあります。

 ・夕方に麻酔科の訪問があります。

 ・夜間以降で絶食があります。



手術当日 Day2

 ・朝に絶水があります。

 ・点滴を行なって手術室に移動します。

 ・手術室入口で手術室担当看護師と交代して、手術を受けます。

 ・手術が終わったら呼吸の管を抜きます。上顎と下顎の固定(顎間固定)は行いません。

  ・一般病室に戻ります。

 ・口の中に血抜きの管(ドレーン)が入っていて、顔にはフェイスバンドが装着されてい

  ます。



手術翌日 Day3

 ・朝に口の中のドレーンを抜きます。フェイスバンドも終了です。

 ・ドレーン抜去後に流動食から食事を開始します。歯磨き、うがいはできる範囲で行なっ

  ていただいて大丈夫です。

 ・ゴム固定の指導を行います。

 ・洗顔、洗髪、シャワー浴を開始して大丈夫です。

 ・レントゲン撮影があります。



手術翌々日 Day4

 ・ゴムの掛け方を習得してもらって、自分でゴム掛けができることを目標にします。

 ・口腔内の清潔を保つように心掛けましょう。

 ・しっかり動いて、手術前の生活に戻っていきましょう。

 ・腫れがピークを迎えます。



手術翌翌々日 Day5

 ・ゴム掛けが自分で行える。

 ・手術前の生活に戻す。


    以上を心掛けて過ごしましょう。



手術翌翌翌々日 Day6

 ・おめでとうございます。退院です。



退院時に次回の外来受診の予約と退院時のお薬をお渡しします。

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